フルタイムで働くため、ベビーシッターを活用し始めた

子育て
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共働きで働く上で、必要なときに助けてくれる存在がとても大事になります。我が家では息子が1歳の頃に時短で復帰してから約2年間、どうしても助けが必要なときは実母を頼ってきました。ただ、息子も3歳になり、娘も2歳になって言葉もだいぶわかってくるようになり、「ベビーシッターを活用する」ことを新たに始めました。

ベビーシッターを活用し始めるまで個人的に持っていた葛藤や実際に活用してみてどうだったか含めてお話しできればと思います。

自分の子どもを知らない人に預けるのは怖い

息子が生まれたのはちょうどコロナ真っ只中だったこともあり、人との接点は最小限に抑えられてました。その結果なのか、息子の性格だったのか、彼は赤ちゃんの頃からとても人見知りで、実母に預けても最初の1時間程度はずーっと泣きっぱなしということも。

そんな息子の姿を見ていたので、息子がいざ保育園に入園しても、自分の仕事がフルリモートフルフレックスで融通が効くこともあり、どうしても仕事の都合がつかないときは旦那、もしくは実母に依頼することが多かったです。

また、ベビーシッターに依頼するには家を他人に見せてもいいレベルに綺麗にしないといけないという心理的負担もあり、それに加えて事前に面談をして予約をすることに対してとても億劫に感じていました。その反面、実母であれば多少部屋が汚れていても事情は察してくれるし、子どもと一緒にいる時間も見てきているため、接し方の不安などが全くなかったことも大きかったです。

しかも実母だと、「自分の体調が悪くて、急だけど明後日ちょっとだけ息子の面倒見てもらえますか?」などとLINEするだけで予定が確保できるし、利便性が高いのもメリットでした。

自分の親だからといって頼りすぎじゃない…?

私の旦那は仕事がとても好きで、家族はもちろん大事だけど、自分の人生、自己実現が第一優先という話を聞いていたため、必要以上に保育園の送り迎えなどはなかなか依頼できませんでした。(たくさん喧嘩して、離婚騒ぎになり、夫婦カウンセリングなどもしたので、この話はまた今度)

ワンオペが続くとしんどくなって実家に帰って実両親に甘えるというようなことを繰り返していました。実家に帰る頻度が増えるのにつれて、実父と実母がピリピリすることも多くなりました。今思うと当たり前ですが、自分の親にもそれぞれの人生があるんだから、毎週末孫と一緒にお出かけとか嫌になる瞬間ありますよね。

そんな親を見て、自分はこんなに一人で子育てを頑張ってるのに、なんで自分一人に押し付けられないといけないのか…と感情が爆発したことがありました。ただ、これについて冷静に考えてみると、自分一人でやらないといけないって思い込んでたのは自分だし、いくら親といえど自分の両親に頼りすぎだなと初めて気づいたのです。

自分の家族関係が悪くなるのも嫌だし、私自身がピリピリして子どもたちに悪影響を与えるのも嫌だったので、ここで初めてベビーシッターを活用しようと心に誓いました。

幼稚園が休みならシッター使ってみるか…!

そんな思いを抱いてから、実際にシッターを活用する機会がなかなかなく数ヶ月過ぎました。そこで、幼稚園の秋休みがある!ということを思い出して、預かり保育が不足する時間分ベビーシッターを活用したらいいのではないか?ということに気付き、色々と手配を進めました。

旦那の会社も私の会社も内閣府ベビーシッター券が活用できたので、お金のことをあまり気にすることなく、ベビーシッターという選択を取ることができたのもとても良かったです。

ベビーシッターを活用しようと思ったタイミングで実は何社かベビーシッターサービスに登録をして、近隣に勤務しているベビーシッターさんの中でお気に入りリストを作っておきました。そのおかげで実際に活用したい…と思った時に、そのリストから該当する日時で空いてる人を選んでメッセージのやり取りを始めることができたのはとても助かりました!

ベビーシッター、思ったよりもとてもいいじゃん

先ほど書いた通り、他人に子どもを見てもらうということにとても抵抗があったのですが、ベビーシッターを一回経験してだいぶ印象が変わりました。

ベビーシッターを手配するのはやっぱりちょっと面倒

幼稚園が休みのタイミングでベビーシッターを活用したときは、キッズラインでベビーシッターを探しました。お気に入りリストに何名か入れていたので、そのまま手配できた日もあったんですが、中には新規でのシッティングを受け付けていない方がいたりして、検索画面上で希望条件に合致する人から選んだりしました。

その結果5日間のシッティングで4名のベビーシッターに来ていただくことになり、シッティングの前に面談をしないといけないので、4面談実施しました…これが地味に大変で。ベビーシッターの方も仕事をされていたり、私自身の仕事の都合などもあり、22時から面談のケースなどもあり、子どもの寝かしつけで一緒に寝落ちしないかヒヤヒヤしたり😂😂

(手配する部分じゃないですが、やっぱり他人を家にあげるので、シッティングの前の家の掃除はかなり入念にやりました…水回りの鱗をとったり、床を水拭きしたり…w)

さすがベビーシッターだなというプロ感

シッティングの内容は在宅勤務中に子どもの面倒を見てもらうという内容だったんですが、子どもが仕事部屋の方に駆け寄りそうになったら、うまく別の遊びに誘導してくださったり、思いのほか集中して仕事をすることができました。

初めてのシッティングだったので、実際にシッティングする空間の近くだけど別の部屋で仕事をしていたんですが、子どもに対する声掛けや子どもの笑い声含めたリアクションを聞くことができて安心感もありました。シッティング中に、おそらくこうやって何回かシッターを活用して、一番我が子と相性がいい方に定期的にお願いするのがいいんだろうな〜などと妄想してしまうくらい。

シッティングが終われば簡易な報告の後は、お別れの挨拶をして終了!交通費もキッズライン上でのやり取り内に含まれているので、現金のやり取りなども発生せず、家事代行のときよりも精算の手間がなくていいな〜と思ったりしてました!

ベビーシッターはいいけど、ママの意思が固まってからでもいいかも

個人的に今回ベビーシッターを活用してみて、自分の子どもが大きくなってあまり人見知りをしなかったり、「遊び」に夢中になったり、「遊び相手」と仲良くなりたいという気持ちが芽生えた上での利用だったから安心して依頼できたなと思いました。

もちろんベビーシッターを活用することはいいことだと思いますが、各家庭のママがそろそろ活用してもいいかもしれない…!と気持ちが芽生えてから試してみたほうが、子どもがずっと泣いててトラウマになって依頼したくない…などの悪体験につながらないのかなと思いました。

それなので、皆さんも、そろそろベビーシッター使ってみようかな〜と思ったら是非勇気を出して活用してみてください!!