おうちモンテッソーリで自律心は育つのか?

おうちモンテッソーリ
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我が家は子どもが生まれてからとてもゆる〜くおうちモンテを実践中です。

インスタとかでみる手先を器用にするようなお仕事や遊びというよりかは日々の生活の中での自立や意思決定をする機会を増やしたりすることを意識しています。それを通して家庭内でどのような変化があったか簡単にご紹介します。

💡この記事はこんな方におすすめ

① おうちモンテッソーリに興味ある方
② 家庭内でどう自立を促したらいいか悩んでいる方

我が家のおうちモンテッソーリ

お仕事よりも家庭内での自立を重視

我が家は共働きで平日は子どもたちが保育園に通っていることもあり、夜20時までに寝室に行くことを考えるとあまり自由時間がないです。そのため、インスタでよく見るようなお仕事の時間はそんなに取れず、その代わりに日常生活における自立を乳幼児期から取り入れています。

例えばやっていることの例でいうと…

  • 靴下を自分で脱ぐ(10ヶ月)
  • 洋服を選んでもらう(1歳2ヶ月〜)
  • 替えのおむつをとってくる(歩けるようになってから)
  • 自分で靴下/靴を履く
  • 自分で手を洗う
  • 洋服の着脱
    • ジャケットを着る
    • ジッパーを止める
    • ボタンを止める
  • 靴を脱いだら玄関に揃える
  • 済んだ食器を下げる、食器を洗う
  • ピッチャーで自分の飲み物を注ぐ
  • 料理をする
    • 玉ねぎの皮をむく
    • ピーラーで野菜の皮を剥く
    • 卵を割る

などと日常的なルーティンの中で子どもたちにできそうな部分は子どもたち自身になるべくやってもらうようにしています。実際上記のような日常的な行動を自立してやってもらうために、家庭内で子どもサイズのピッチャーを用意したり、洗面台に届くように階段を用意したり、環境も整えています。

おうちモンテッソーリを取り入れてみて

それを通して実感していること

1歳過ぎから意識的に日常的な行動での自立を促してきましたが、2歳10ヶ月の息子はかなり自立したと感じることが増えました。

例えば、ご飯を食べ終わって手を洗いに行くこと自体が習慣になっているので自分で「ごちそうさま」の挨拶を言ってから席を立ち、洗面所まで行います。そして、階段を登って石鹸を使って自分で手を洗ってくれます。つい最近は、ママはもうついてこないでいいから〜と嬉しそうに言いながら自分一人で手を洗えることにとても喜びを感じてるように見えます。

あとは最近はジャケットを自分で着れるようになったのが嬉しく、毎朝ジャケットを床に置いてからくるりんぱ!と回して着てとても満足げです。それまではジャケット着てよ〜と毎回催促していたのが嘘かのように喜んで自分で来てくれるので、もっと早く教えてあげるべきだったなと思いました。

このような素敵な行動が増えた反面、元々の息子の性格が関係しているかもしれないですが、かなりこだわりが強いです(笑)

秩序の敏感期のエピソードなのかもしれないなと思っているのですが、最近は以下のようなこだわりがあり、どれも誤って大人が対応してしまうと毎度大癇癪が起きます…

  • エレベーターのボタンは自分が押す
  • マンションのエントランスは自分が一番最初に出る
  • 自転車の鍵は自分が開ける
  • スーパーで自分で商品のバーコードをかざしたい

3歳に向けてどんどん、自分は母親とは違う人格であり、自己決定権があると気付く母子分離フェーズに入ってきていて、それが今試されてるんだなと思うことが増えました。付き合える範囲のものはなるべく付き合って気持ちを満たしてあげますが、必ずしもそうはできないと思うことももちろんあります。

自由の中の制限の「制限」がとても大事

おうちモンテッソーリを取り入れて個人的にとても難しいなと思っていることは「制限」を設けることです。モンテッソーリ教育と聞くと子どもの意思を全て受け入れる教育法でしょう?と誤解されがちですが、制限の中の自由であるということが非常に大切なポイントになります。

制限ってなんぞや?と思うかもしれないですが、守らなければいけないルールと考えていただくとわかりやすいかもしれません。

例えば、食べ物や飲み物を飲むときは必ずダイニングテーブルで済ませる、どこか汚してしまった場合は自分たちで済ませるなど。

このルールに反していなければ危険が起きない限りは基本的には見守ることが大事になります。