数の敏感期についてさまざまな本で3歳以降と書いてあったものの、なかなか数の敏感期が来ないな〜と思って様子を見ていたのですが、通っているモンテッソーリ園で数字の活動が増えているからか(先生も本人の観察をして、数に興味が湧いてきただろうと目星をつけて増やしてくれたのかと)、数の敏感期が我が家にもやってきました!
・数の敏感期に興味がある方
・数の敏感期を迎えるにあたり、どのような行動が増えるのか知りたい方
・数の敏感期にぴったりの絵本を知りたい方
数の敏感期ってなに…?
そもそも敏感期ってなに?
敏感期とは、マリア・モンテッソーリが提唱した概念で、「こどもが何か一つのことに強く興味を持つ時期」のことを指します。子どもの発達においてさまざまな敏感期があり、言語の敏感期など胎内にいるときから始まっているものもあれば、秩序の敏感期、小さいものの敏感期など特定の年齢においてのみ出現するようなものもあります。
数の敏感期とは?
その中でも数の敏感期とは大体3歳〜5歳の間に見られるもので、「数を数えたい」「数字を見ると読み上げたい」など数に対して敏感になる時期です。
この時期によく見られる行動としては、エレベーターに乗ったときのボタンで数字を読み上げたり、街中に表示されている数字を読み上げたり、何か食べるときに個数を数えたりなどがあります。
数の敏感期を迎えた息子の数的意識の変化
通っているこども園で数の敏感期については強制的に数字に触れる機会を作ったとしても、本人が拒否する可能性があるため、日頃の言動などで違和感のない程度に数を取り入れていれば自然と出てくるということで、時計を見て時間の話をしたり、カレンダーを見ながら日付の話をするくらいしか数の敏感期に入るまでしてなかったです。
ちなみに以下のKUMON磁石は用意してたんですが、数回だけ試してからは驚くほど見向きをしなかったです(笑)
数という部分よりも磁石の機能にとても興味を持ったようで、同じ面同士だとくっつかないということを触れているうちに気付いたようで、それを何度も同じ面、同じ面、同じ面、違う面などと実験をしながら集中して遊んでいて、それはとても良かったです!
数の敏感期に入ってからは、息子がママの誕生日は〇〇日だから、これと一緒だねと標識を指したり、チラシに書いてある数字を指さすようになって、数字を文字としても認識し始めたのに感動したのを覚えています。それ以外にも、おやつは何個までと伝えると本当にそれを数えたり、一緒におでかけしたときにあと何駅?と聞いた上で、1進んだからあと2だねと少しずつ引き算的なことも自分でやり始めて驚きました…
数の敏感期におすすめ
おすすめ絵本
数字の敏感期に入って、息子が毎晩読んでいる本をいくつかピックアップしてご紹介します!
1. Curious George Learns to Count from 1 to 100
まず一つ目がおさるのジョージの絵本!
この絵本ではジョージが、1〜100まで数える様子をストーリー調で伝えている本です。
絵本に描かれている絵も、5ずつでグルーピングされていたり、自然と掛け算の概念にも触れられるようになっていてとても素敵だなと思いました。ただ、1〜100まで数えるので、結構ページ数があるので、子どもが途中で一緒に数え始めたりすると絵本を読み終えるまでだいぶ時間がかかっちゃうかもしれないです(笑)
2. 123 Count with Me
こちらは最近よくインスタグラムとかでも紹介されてますが、1ページごとに指でトレースできる数字もあるので、読みながら数字をなぞることができるのが特徴的です!数字の敏感期に入る前は本棚に置いておいてもあまり取り出してこなかったのですが、敏感期に入ってからはよく読んでと持ってくることもありますし、気づいたら本人がページをめくりながら数字をなぞっているなんていうことも
右利きだと思ってても、なぞるときは左手を使ってたりしてて、器用だな〜と思いながら観察していたりします(笑)
3. Lifetime
こちらは息子が通っているこどもの家にも置いてある!と言ってた一冊なのですが、生き物の生涯におけるイベントが何回起きるか?というところに焦点を当てて数字を取り扱っている絵本です。例えば、シカは生涯で何回新しい角が生えるのか、キツツキは何個木に巣を作るのかなど…
親として読んでいても知らないことばかりで非常に多くの発見がある絵本でした!