寝かしつけを模索した結果、セルフねんねから添い寝に変更した話

子育て
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息子が生まれたとき、3ヶ月を過ぎた頃から、授乳してから寝落ちすることが減り、抱っこした状態でスクワットして寝かしつけが続いてたときに初めて出会った、「セルフねんね」という言葉。

娘が生まれるまでは息子のセルフねんねが確立されていた中、成長と共に、寝る時は真っ暗の部屋に置いて行かれてママは出ていくということを嫌がるようになった息子。それに加えて娘の夜間授乳のタイミングで夜覚醒して、ベビーベッド内でどんなにトントンしても寝なくて、自分の睡眠時間も確保したかったことから添い寝を試すことに。

セルフねんねをしていた身からすると添い寝なんて…と思ってましたが、この経験を通して、セルフねんねだけが寝かしつけの最適解じゃないと気づきました。ただ、このような体験記があまりネットにはなかったので、我が家の寝かしつけの変化についてお話しできればと思います。

💡この記事はこんな人におすすめ

① セルフねんねしてるけど、最近寝つきが悪くなってきたと感じてきた人
② どう寝かしつけたらいいか悩んでいる人
③ セルフねんねを検討している人

出産前は想像しなかった、寝かしつけることの大変さ

出産を前に色々な育児本を読んでいく中で新生児は〇〇時間寝る…などと様々なことが書いており、大人となっていた自分も寝ること自体苦じゃあなかったので、赤ちゃんってそんなに寝る必要があるのか〜と思っていたくらいで、出産後に新生児の寝なさに苦労しました…(笑)

出産後の入院中はあまりにも寝なかった時は、新生児室でおくるみを巻いてもらったり…退院後は実家に滞在してたので、実母に代わりに寝かしつけてもらったり、周りの協力でなんとかなっていましたが、毎日寝る時間が恐怖でした…

里帰り期間を終えて、家に帰ってきたら当然ですが、寝かしつけも夫婦でやらないといけず、旦那がいたものの毎日抱っこした状態で30分程度スクワットをしないと寝ないことが本当に大変で、ストレスも溜まったし、夫婦喧嘩も増え、何かしらこの状況から脱却できないかと模索し始めました。

また、子ども視点でもこれから先誰に手助けしてもらって寝るよりも自分で寝入る方法を知っておいた方がゆくゆく助かるのではないか?と思ったのでセルフねんねを導入してみたいなと思いました。

人生を変えてくれた睡眠コンサルタントとの出会い

実は出産後ジーナ式のネントレの本を読んでいたんですが、かなりルーティンがきっちり決まっていて、私自身がルーズな性格だったので、そのスケジュール通りやる難しさがあるなと思っていたので、新生児から一貫していたのは寝る前のルーティン。お風呂に入ってから、暗い部屋で授乳して、寝る前におやすみと声をかけて寝かしつける。

セルフねんねについても色々とネットやインスタで調べてみて手探りでやってみた期間がありました。ただ、そこまで深い知識がない自分がセルフねんねをトライする中でタイムメソッドなどで息子を長時間泣かせっぱなしにすることでストレスを抱えるようになりました。いくらなんでも生後3ヶ月ほどの子どもを寝入るまで泣かせるなんて可哀想と思ってしまい、旦那にも相談して専門家に相談したいという結論に至りました。

最近ではセルフねんねが流行ってきているので、GoogleやInstagramなどで「ねんねコンサルタント」で調べるとかなり多くの方が出てきます。当時コンサルタントの方を選定する際は提供しているサービスの内容や値段、保有している資格などを参考に3名ほど候補を選定しました。ネントレ自体短期間ですぐに成果が出ないものと理解していたので、トライアルセッションを設けてもらい、候補の方に同じ相談をして、夫婦と最も相性の良さそうな方にお願いすることにしました。
※ねんねコンサルタントに相談したいなと考えている方はご自身で相性のいい方を探すのをおすすめします!

セルフねんねできたことで生まれた気持ちの余裕

ねんねコンサルタントの方に相談をし始めてから、ねんねの土台を整え(ホワイトノイズをかけたり、遮光、スリーパーの導入、ねんねルーティンの確立)、実際にセルフねんねのトレーニングを始めました。(当時1歳未満だったので、ねんねの土台を整えることに焦点を当ててましたが、自我が確立されてきた1歳半過ぎからは子どもとの対話で事前に一人で寝ることについて話をしていくことも重要になります)

セルフねんねのトレーニングを始める初日は実際にコンサルタントが寝かしつけの時間になると連絡してくださり、タイムメソッドを見守ってもらうようなスタイルで始めました。初めての経験なので泣きすぎではないかなど不安になったら泣き声を録音し、共有してアドバイスをもらったり、伴走してもっているような形で大変助かりました。

そこから2週間ほどかけて息子はセルフねんねをマスターして、自分で入眠できるようになりました!セルフねんねを確立した後は、夜はご飯を食べて、お風呂に入って、ねんねのルーティンをやってからベビーベッドに入れてあげると大体15分以内には寝るようになりました。

これで夜の寝かしつの時間が最大2時間だったのが15分以内に短縮されたことで自分の時間も確保することができ、精神的に余裕が生まれてきました。

変化が現れ始めた1歳3ヶ月ごろ

セルフねんねをマスターしてからは、大体毎晩一人で寝ていた息子ですが、1歳をすぎてから徐々に変化を見せるようになりました。物事の理解が進み、寝る時は真っ暗の部屋に一人で置いていかれる、ママがいなくて寂しい、泣いたらママが戻ってきてくれるなどの要素を完全に理解し始めたようで、セルフねんねで寝る日もあれば、なかなか寝付かないような日もありました。

このタイミングで娘が生まれ、部屋の間取りの関係上、子ども達の寝室を物理的に分けることが難しく、入眠時間だけずらして同室で寝ていました。ここで大きな問題となったのが夜間授乳。

当たり前ですが、1歳前までは夜間授乳が2-3回ありますが、このタイミングで毎回息子が起きるようになってしまったのです。しかも起きたら妹がママに抱っこされて、授乳されてる…と息子から考えるとなんてこと…!!というシチュエーションだったからか、ママの注目を浴びようとベビーベッドの柵に頭を打ちつけるようになってしまいました😭😭😭

自分を傷つけるのは良くないので、その行為をやったらすぐに授乳を切り上げて、息子のフォローをしていたのですが、彼の気持ちがヒートアップしている中でベビーベッド内でトントンして寝かしつけるのはほとんど無理でした。私自身も睡眠時間を確保したかったこともあり、ここで初めて息子と添い寝しました。

その結果、本人も安心するからかすぐ入眠するし、眠りが深いようで娘の夜間授乳のタイミングでも起きないことに気付き、さらにセルフねんねでずっと寝ることを繰り返してきたからか同じ空間にいることで満足するようで、トントンはせずに寝てくれました。

結局添い寝を続けているわけ

実際この後、セルフねんねに戻そうとしたんですが、一回ママの横で寝ることを経験した息子は大人用のベッドで寝たいと指を差し(普通に考えたら当たり前ですよね😂)、当時は育休中だったこともあり、まぁいいか〜と簡単な思いでセルフねんね3割、添い寝7割くらいの比率へ移行しました。

そのあと2歳半頃、添い寝をしていてもあまりにも騒いで全然寝ないループに入ってしまい、また、セルフねんねに戻したいなと思い、今回は言葉の理解も進んでいたので「フェードアウトメソッド」を導入してみました。

ベッドに入ってから「ママトイレ行くの忘れたから、ちょっと待っててね。ママ絶対に戻ってくるから、眠くなったら先に寝ててね」と声をかけて、徐々に離れる時間を長くするというものでした。ただ、実際これを2週間ほど試したんですが、寝るまで1時間以上かかり、実際にベッドで添い寝しないと寝ないということが発覚し、睡眠時間が短いと日中の機嫌が全体的に悪いこともあり、フェードアウトメソッドをやめてまた添い寝に戻すことにしました。

(今考えるとかなり大人都合で子どもの寝かせ方を決めちゃってましたね。振り回してた息子が少し可哀想になってくる…)

添い寝すると自分も寝落ちしてしまうのが本当に嫌だったんですが、遮光機能のあるお布団をかぶってその中でKindleで本を読んだり、オーディブルを聞いたり、動画を見たり気ままに過ごすことにしたら、子どもの寝かしつけ時間が自分のフリータイムとなってあまりストレスも感じなくなった上に寝落ちすることもなりました!(ただ暗い中でスマホ見てるのは健康には本当に良くないだろうな…と)

我が家はセルフねんねも試しましたが、現在では添い寝が一番泣く時間も短くみんなハッピーに寝ることができるので結局今は添い寝しています!セルフねんねすることが正義って考えがちかと思いますが、その人その人にとって最適な寝かしつけ方法は異なってくると思います。例えば、どうしても一人で寝てほしい人もいれば、一緒に寝たい人もいるし、なるべく泣かないで寝てほしい人がいるなど。それなので、寝かしつけに関してはご家庭にあった方法を模索してみるのが一番いいかなと!

おまけ:おすすめ本

ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド
基本的な睡眠の土台の整え方やタイムメソッド、フェードアウトメソッドそれぞれの紹介が入っていて、参考になりました!

ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座
ジーナ式のネントレ本です!各月齢に合わせておすすめの睡眠スケジュールや日中の過ごし方が具体的に書いてあるので、スケジュールに沿って行動する方が向いてるかもと感じる方にはぜひおすすめしたい一冊です!